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自動車事故と代車

自動車事故と代車

代車の必要性

車検や点検と違い、事故や故障による修理は長くかかることも多いです。

最近事故に遭われたお客様(A様)のお車はかなりの損害で、修理には1ヶ月以上かかりました。

また、昨今の半導体不足により新車の納期も遅れています。

早いものでも2~3ヶ月は待ちます。

事故に遭われて車を買い替えようと思っても、なかなか車がこない状況です。

仕事や通勤に車を使っている方、

利用できる公共の交通機関がなく、車が無くては日常生活に支障をきたす方、

…にとって、事故や故障による修理期間中の代車は、なくてはならないものですね。

当店では何台か代車を保有していますので、無料でお貸しすることもできます。

(他店も同様だと思います。)

しかし、車種が限られてしまい、短期間なら我慢できても長期間となるとストレスになってしまうこともあると思います。

  • 「サーフィンが趣味で毎週末海に行っている。サーフボードが載せられるハイエースのような車でないと困る。」
  • 「子供がいて普段7人乗りのミニバンを使っている。軽自動車では荷物も人も載せられない。」
  • 「普段クラウンに乗っている。客先に行くのに軽自動車では困る。」

…等々、保険会社勤務時代によくいただいたお言葉です。

サーフィンは土地柄でしょうかね。結構聞きました。私の中ではサーファー=ハイエースというイメージが今でもありますw

子育て世代にはミニバンが人気ですよね。子供がドアを開ける時のことを考えるとスライドドアが安心ですし、荷物もたくさんのせたいですよね。

話がそれましたが、、、

自動車保険に代車費用特約(レンタカー費用特約)を付けておくと安心

だいたいどこの保険会社・共済でも、自動車保険(共済)に代車費用特約(レンタカー費用特約)を付けることができます。

代車費用特約(レンタカー費用特約)は、事故でお車の修理が必要になった時や、故障によりお車が走行不能となった時に借りたレンタカー代を補償してくれます。

どの保険会社・共済の自動車保険(共済)でもだいたい…

  • 契約時に設定した日額(5,000円/日など)を限度とする
  • レンタカーに限る(知人友人から借りた車は対象外)
  • 事故日または修理工場搬入日から30日間が限度日数

…という制限があります。(詳しくは契約時にご確認ください。)

「走行不能」を条件としていることもある

最近聞くのは、「走行不能」を条件としている契約です。
先程のA様のご契約がそうでした。(ちなみに、JA共済ではなく、国内大手損保です。)
お車が事故(や故障)で「走行不能」となった場合に限り、修理期間中のレンタカー費用が支払対象になるものです。
(ちょっとバンパーを壁にこすってしまっただけでは「走行不能」とならないので、修理期間中のレンタカー代は支払対象外となってしまいます。)
「走行不能」かどうか判断に迷う時は、保険会社の査定員が事故車を確認して判断するとのことです。
実際、その判断でトラブルになることもあるそうです。(保険会社担当者の話。)

ただ、「走行不能」を条件とする代車費用特約(レンタカー費用特約)の方が、「走行不能」を条件としない代車費用特約(レンタカー費用特約)に比べて、保険料を抑えることができます。

JA共済の場合

当店はJA共済の代理店ですので、JA共済の場合を簡単に説明させていただきます。

JA共済の場合、「車両諸費用保障特約」の「代車費用共済金」が代車費用特約(レンタカー費用特約)にあたります。

支払対象

「事故(※1)」または「故障により走行不能(※2)」となった際、お車を修理する間に発生した代車(※3)費用、または代替自動車を取得するまでに発生した代車費用

※1「事故」は衝突事故以外にも盗難、台風、火災、その他偶然な事故等々が対象になります。

※2「故障により走行不能」 事故ではなく故障の場合は「走行不能」を条件にしています。
ここ(故障時も代車費用(レンタカー費用)が共済金として支払われること)、意外と忘れてしまいがちだと思います。
修理工場=共済代理店だったら修理工場が気付くかもしれませんが、修理工場≠共済代理店だったら共済契約者様が修理工場に伝える必要があります。
(ちなみに…共済も保険も「使えば翌年高くなる」と思いがちですが、この「代車費用共済金」のみの共済金請求だった場合、次年度以降の共済料(保険料)には影響しません。)

※3 「代車」はレンタカーに限ります。
レンタカーなんてどうやって借りればいいのか?→JA共済や修理工場が手配してくれます。

共済金日額(1事故につき)

用途車種に応じて「3,000円・5,000円・7,000円・10,000円」の4区分から選択できます。

限度日数

事故日から30日を限度(※4)に実損害額を補償。

例えば…
5,000円/日で契約していて、実際4,000円/日のレンタカーを5日間借りた場合
4,000円×5日=20,000円
20,000円が共済金として支払われることになります。

※4 正当な理由があり、組合が承認した時は、「修理工場等に搬入した日」から30日が限度となります。

被害事故の場合は加害者側から賠償してもらえる

「信号待ちで停車中、後ろから来た車に追突された」、「駐車場に駐車中、隣に停めようとした車にぶつけられた」等々、完全な被害事故の場合は、通常、加害者側から代車代まで賠償してもらえることがほとんどです。(被害者様の保険を使う必要はありません。)

まとめ

自動車保険(共済)は、お客様のニーズにこたえるべく様々な特約があります。

そして、昔はどこの保険会社(共済)も同じような保障内容でしたが、今では保険会社(共済)によって保障内容がかなり違います。

この代車費用特約(レンタカー費用特約)も、「複数台所有しているので代車は必要ない」人や「車種にこだわりがないので修理工場の無料代車で問題ない」人には不要な特約です。

契約時に保険(共済)代理店担当者とよく話し合って、本当に必要な保障を考えることが大切かなと思います。
(不要な保障を除くことで保険料(共済料)の節約にもつながります♪)

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